モールテックスのテーブルってどうなの
モールテックスのテーブル メリット・デミリット
BARやカフェなどでコンクリート調のテーブルを見かける機会がふえたように思います。
コンクリート調の左官材といえば最近、はやりのモールテックスが一番人気ではないでしょうか。
モールテックスはその特性から今まで施工できなかった場所に左官仕上げが出来るようになった画期的な材料です。
家具にモールテックスを使用するケースも増え、モールテックスのテーブルも人気の商品です。
モールテックスのテーブルを検討するときにメリット、デメリット、注意しておきたいこと、知っておいた方がいいことをまとめてみました。
モールテックスは多孔質
モールテックスは特殊な樹脂を混入しているので、一般的なコンクリートより水を通しずらい性質がありますが
しかし、その構造は多孔質で表面は石と同じ、小さな穴がたくさん開いています。
そのままでは、この穴に水分と一緒に汚れが染み込んでしまうので、この汚れを防ぐために表面を保護してあげる必要があります。
テーブルの表面を保護する方法には2種類あり、それぞれ特徴があります。
被膜タイプ
被膜タイプとは、表面に膜を作る方法になります。
表面に空いている穴をふさいでしまい、汚れが中に染み込めないようにしてしまうことで汚れが付着してしまうのを防ぐ方法。
特徴としては、メンテナンスが楽、よくある普通のテーブルと同じように使えます。
使った後にテーブルをふき取るくらいで十分です。
浸透タイプ
浸透タイプとは、保護剤を穴の中に染み込ませ、はじいたり、汚れの侵入を防ぎます。
穴を完全にはふさいだ状態ではありません。
特徴としては、定期的なメンテナンスが必要になります。
高価である
モールテックスを施工したテーブルはけっこう高価で販売されていますね
どうして高価になってしまうのでしょうか? 主な理由をあげてみました。
材料自体が非常に高価
まず、モールテックスの材料自体が左官材としては非常に高価です。
モールテックスでテーブルの天板を施工しようとすると、どれほどの種類の材料を必要とするのか?
プライマー、粉末主剤、液状主剤、顔料、仕上げ材、場合により補填材、最低でもこれだけの材料を必要、施工個所によってはもっと材料が必要になってきます、必要材料も種類が多いですね。
ネットで材料を調べてみたら、1平米を施工するのに基本的な材料で仕上げた場合、税別3万円でスターターキットが販売されていました。
小分けなので割高になっているとは思いますが、やはり高価です。
作業工程が複雑
モールテックスでテーブルを作ろうとすると、どのような作業が必要になるのでしょうか?
これについては、はっきりとした工程が決まっているわけではないみたいです。
各販売元で多少の違いがあるようですが、
それでも大まかに考えて、下地処理、プライマー塗布、下地塗り2回、仕上げ塗り、表面仕上げ処理
その合間に研磨作業をする場合も、表面仕上げ前に水洗いであく抜き処理も行っているケースもあります。
それぞれの工程で必要な乾燥、硬化時間も日をまたいでかかるので相当な時間が必要になり、当然、人件費も高くなってしまいます。
オシャレで意匠性が高い、唯一無二のテーブル
それでもモールテックスのテーブルは人を引き付ける魅力がありますね
モールテックスはとてもカラーバリエーションが豊富、標準色でも64色あり、お気に入りの色が必ずみつかるでしょう
仕上がりは石のように重厚感・存在感があり高級感あふれる独特な雰囲気を見せてくれます
職人の手作業で塗り込むため、自然な感じに仕上がり、その表情には同じものは2つとなく、唯一無二のテーブルが生まれます。
間違いなく素敵な空間を演出してくれるでしょう。
関連情報
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