モールテックス 下地の重要性
モールテックス 下地作りは大切です
モールテックスは今までの左官材料にはなかった特性を多く持ち合わせた左官材です。
今まで左官材での仕上げには向かなかった場所にも安心して施工できるようになりました、
この特性の中に、密着性が高くどんな場所にも施工できる、柔軟性があり割れにくい特性がありますが
はたして本当にどんな下地にも密着し、ひびなどが出来たりしないのでしょうか?
下地の補強はやはり必要になります
柔軟性があり、密着性も高いモールテックスですが、施工前の下地処理は必須です。
下地に接合部があるときは必ずファイバーメッシュなどで補強をしてあげましょう、モールテックスは
モルタルのように収縮を起こさないので、勝手にひび割れることもありません。
しかし柔軟性はあっても下地が動いてしまうと、その動きにはついていけないのでその部分は割れてしまいます。
ある程度の動きには対応するでしょうが、モールテックスの性能に頼りすぎずにしっかりと動かない下地は必要になります。
下地のアク対策はしなければなりません
モールテックスはどの下地でも対応できる接着性があり、木製の下地との相性はかかなり良いのですが、
木製の下地だとアクやシミの対策が必要になります。
木製の下地に直接施工してしまうと木からアクが出て、そのアクが表面にまで登ってきてにじんで浮き出てしまいます。
これを防ぐには、アク止めシーラーを塗る方法があります、施工前に木製の下地に塗っておいて乾いてから施工しましょう。
アク止めと同時に密着性も高くなります。
下地に上体を見極め適切な処理を
下地の処理で接合部の割れ防止の補強とアク対策はよくあることですが、それ以外にも下地の状態を見極め
必要な処理は必要になります。
特にリノベーション・リフォームのような古い下地に施工するときは特に気を付けなければいけません。
既存のタイルの上から施工するようなときは、割れたり浮いているタイルは取り除いた方がいいでしょう
水分があるときは十分に乾燥させたほうがいいです、接着不良や変色の原因になります。
タイルの上から施工するときは必ずファイバーメッシュを伏せこんだほうがいいです。
乾燥後も平面になりやすいし、また強度も上がります。
木製の下地はアクも出ますが、それ以外にも木は動くので後々ひびなどの原因になったりします。
ジョイント部分などは特に、ファイバーメッシュを伏せこんでおくことをおすすめします。
外の堀など水分が下から上がってくるような場所には、それ専用のプライマーを使用して対策しましょう。
水分は劣化の原因になります。
モールテックスの性能に頼りすぎないで、適切な下地処理をすることで、モールテックスの性能がさらに発揮され長く安心して使えるようになるでしょう。
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